親の介護は大変

介護は他人事だと思っていた私の介護録

親の介護 特別養護老人ホームに入るまで 2 地域包括支援センター

母親の様子がおかしいと仕事の休憩中に話をした。

OT(作業療法士)の同僚から

・脳のMRTを取ってくれる病院へ行くこと

を教えてもらった。そこでアルツハイマー認知症と診断された。

 

それから月に一度診察に通う日々が続く。2017年の夏からだ。

 

色々と調べて

地域包括支援センターに連絡をする。

家族が認知症になっても、直ぐに市町村に相談する人がまだまだ少ない。

地域包括支援センターは各市町村にあり、私の住んでいる地域は区や校区で細かく分かれている。

ネットで調べると、近くの地域包括支援センターが出てくるのでぜひ連絡を入れていただきたい。

 

地域包括支援センターのスタッフが一度家庭訪問があり、次の訪問の時にはケアマネージャーと一緒に訪問があった。

色々な契約を結ぶのに1時間以上かかったが、今後母がどう人生を過ごすかの相談にのってくれる。というか、認知症の進行を防ぐために

・介護度認定の実施

デイケアの紹介と見学のアポ 等

色々と説明をしながら進めてくれる。

当時は、父が他界し一人暮らしをしていた母と私と妹でマンションに同居したばかりで、母には知り合いも近所にいないためデイケア2か所に行くことになった。

デイケアに行けばスタッフさんに優しくしてもらえるので、楽しかった様子でしたが、利用者同士のもめごとも小さいながらあり、そのたびにケアマネージャーさんに相談して解決してもらう仕組みであった。

 

「ケアマネージャーってどこで見つけられるのだろう?」と思われている方も多いと思う。ぜひ地域包括支援センターに連絡をしてみてください。

 

 

 

親の介護 特別養護老人ホームに入るまで 1

去年の今頃

母は認知症の症状がひどくなり、私は毎日の生活が嫌になりました。

今ブログに向き合えるのは、ケアマネさんやデイケア施設、病院や病院の精神保健福祉士さん、いろいろな方の助けやミラクルと思える展開があったからです。

感謝しかない介護録を順番に書いていこうと思います。

 

毎日仕事からもどり、着替えると母がデイサービスから帰ってくる準備をします。

出迎えて手を洗ってもらうところから手がかかります。

 

夕食を作っている間に、洗面所で水を流してみたり、トイレの便器にトイレットペーパーや色々な物を入れたり。そのたびに後始末をして、夕食を食べさせて。

 

お風呂に入ってもらうのも戦いです。

デイでも週2回はお風呂に入れてくれるのですが、それだけでは足りないので入ってもらっていました。元々はお風呂好きで認知症になってからもずっと機嫌良く入ってました。

日に日に嫌がるようになりましたが、トイレが上手く出来ない為お風呂に入ってほしい。

嫌がる母との戦いです。

 

部屋に入っても母が寝るまで気が抜けません。玄関で扉を開けたり閉めたり。

「バス待ってるねん」デイから帰る時の車をずっと待つ夜が続きます。

 

毎日こんな日が続きました。